118 Did you ask Paul to play the violin

思いつきのレベルですが、ちょっと考えてみました。
既に実施されている事例があれば詳しく知りたいです。

★ Practice SpeakingにおけるAI活用

□ Practice Speakingとは?(上記のリンクからPDFファイルがご覧頂けます)

Practice Speakingという教材は従来共立女子中学で作成されていたペアワーク用会話練習ハンドアウトを体系化しNew Treasure 1~3までの文法項目を網羅する教材として2010~2012の時期に作成したものです。

この教材のコンセプトは共立オリジナルでも私のオリジナルでもなく田尻先生のTalk and Talkがコンセプトの元になっています。Practice Speakingは、検定教科書用に作られたオーラル練習教材を6ヵ年を見通した語彙や熟語などを取り入れつつNew Treasure用に改良したものに過ぎません。

□ 授業での活用例

概ね以下のような流れで活用しました。

1)文法事項の解説
2)教員と生徒全員で一斉練習
3)ペアワークによるタイムトライアル
4)時間内に出来た生徒のGood job シートにシールを貼る。
5)授業で数回扱う
6)復習教材としてPractice Writingを宿題として提出
7)綴りの間違いや文法エラーなどの添削を教員が行う。

一番課題として感じていたのは3)の箇所です。
田尻先生の授業では、教員が最後にチェックして
出来たかどうかを判断します。

本校は少人数制をとっていますが、それでも1クラスのサイズは
30名弱です。
これを授業内で教員がチェックするとなると、それだけで授業が
2時間ほど潰れてしまいます。

しかし、それをやらなければ、きちんと出来たかどうかが
把握出来ません。学校によっては、真面目にやらずに出来たと
手を挙げる生徒も多く出てしまうかもしれません。

また、もう1つの課題は「評価」です。
せっかく授業内に一生懸命に取り組んでくれても
それを授業内活動として評価することが難しい。

この2つの課題をクリアする可能性をAIの導入に感じています。

AIを搭載した英会話アプリのようなものは多いですが、
「オンライン英会話」の廉価版のような使い方ではあまり機能しないのではないか?

個人的にはそう感じていました。

ではどう使うか?

2)の後、または3)の後に、十分練習が出来た生徒は

A)ipadで練習⇒タイムトライアルを行う。

B)パス出来た時間が自動的に記録され、教員に転送される。
(発音や発話英文の精度・エラー数などもデータ化されるとなおよい)

⇒ 数値化されたデータがあれば、授業内での取り組み評価材料になる。

さらに、文字認識でAIが活用出来れば、7)における採点での
教員の業務が軽減され、教員のエネルギーをまた別のところに
振り分けることが出来ます。

経産省提言では、「知識・技能」習得を授業ではなく、AIを用いて家庭学習で行うという
方向性が出ていましたが、それが出来るのはかなりレベルの高い生徒に限定される
と思います。

むしろ、「知識・技能」習得の精度と能率を授業内で上げるためにまずAIを活用してみては
どうだろう?というのが私の今回の案です。

 

 

 

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